Ａ５／68ページ／Ｒ18／オフ （2018/05/04第二版分です） 『来世は個性が宿ると信じて…屋上からのワンチャンダイブ！！』 雄英進学がばれてかっちゃんに嘲笑された日の放課後、歩道橋から落ちた挙句に… 嘘だろ？！　目が覚めたらそこは10年後の未来。 おまけに、大っ嫌いなかっちゃんと僕が結婚？！ 最初は信じられなかったけど、24歳のかっちゃんは、僕の知ってる彼とは別人みたいに優しい。 怒鳴らない、爆破しない。 強くて、潔くて、男らしくて、話を聞いてくれる度量があって。 まるでほんとの、ヒーローみたいで。 ……ああ、ここにいるのは、僕がこういう彼ならいいのにっていつも願い続けてきたかっちゃんだ。 僕を「カワイイ」とか「愛してる」って言ってくれるかっちゃんの腕に抱かれて過ごした幸せな一週間。 『14歳にはもう戻りたくないよ、かっちゃんのそばにいたい』 『俺と過ごした10年が要らねぇっつーのも贅沢だな』 そうなんだ。いつのまにか、かっちゃんといるのが当たり前に感じ始めたのに、いつかは過去へ戻らなきゃいけないなんて…。 『……安心しろや。てめェがこれから経験する俺との10年で、後悔なんか絶対させねぇ』 お手に取って頂けたらうれしいです(*^^*)